自分でできる糖尿病の検査のいろいろ
糖尿病治療は、自己管理がいちばん大切。自己チェックは欠かせません。
- 自己管理の基本は、マメな体重測定から。
- 簡単な試験紙でわかる尿糖検査は、最も手軽な自己チェツク法。
- 血糖自己測定器を使えば、2~3分で自分の血糖値がわかる。
- 血糖自己測定を行うタイミングや回数は、患者さんによって違う。
糖尿病患者は「やや、やせている」が理想的
糖尿病患者、特にインスリン非依存型の人にとって、肥満は最大の敵です。過食が体重の増加を招くだけでなく、血糖値まで上げてしまうからです。
どんな人でも、食事療法をまじめに実行していれば、しだいに体重が減って、理想体重に近づくはずですが、食事療法がうまくいっているかどうか判
断するためにも、定期的な体重測定は、欠かせません。測定は朝起きて、トイレに行ったあとが最適です。
糖尿病の人の体重は、標準体重マイナス5~10%の「やや、やせている」くらいが、ちょうどいいとされています。
尿糖試験紙を使って朝食前にチェック
インスリン非依存型の人は、血糖値がほぼ安定しているようなら、朝食前の尿糖チェックだけでも、かなり、自己管理の目安になります。
自己測定用の尿糖試験紙がいろいろなメーカーから出ており、いずれも試験紙に尿をつけて調べるだけで、OKです。
病状や治療法によっても違いますが、一般に、食前に(+)、食後に(-)~(+-)くらいなら、コントロールが適切だと考えてよいでしょう。一つひとつの結果に神経質になるよりも、毎日のデータを記録し、ある期間の変化を見て、自己管理がうまくいっているかを確認します。
血糖自己測定器を使えば自分で血糖値が測れる
血糖値こそ、糖尿病の最も基本的で重要な指標です。血糖値を測れば、そのときの症状も的確にわかりますから、自分で血糖値を測定することができたら、こんなに便利なことはありません。
たいていの場合、主治医が判断して、使う器具を紹介してくれたり、器種の選び方や購入方法を教えてくれます。
自己測定器を使えば、家庭や職場などの日常生活の場でも、2~3分程度で誰もが簡単に測定を行うことができきます。
最近では、検査にともなう不安を少しでも取り除こうと、採血時の痛みをほとんど感じずに、自己測定できる器具も開発されています。
血糖自己測定を行う回数と時刻は人それぞれ
症状や治療法によって、血糖自己測定を行う時刻や回数は違ってきます。
①血糖値が比較的安定している人
- 空腹時血糖値を知るために2~3日に1度、朝食前に。
- 1日の血糖値の動きを見るために、1~2週間にI度、毎食前と毎食2時間後、および就寝前の計1~7回。
- 低血糖など何か異常を感じたとき。
②血糖値の変動幅の大きい人
- 毎食前と、就寝前の計104回。
- 必要に応じて、1H血糖検査をする。
- 深夜や早朝に低血糖がおこりやすい人は、深夜(午前3時)の測定も加える。
③妊娠している人
- 毎食前と、就寝前の計1日4回。
- 2週間に1度、1日血糖検査。
- 低血糖など何か異常を感じたとき。
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